ヒマラヤ小学校5年生 
  ラクシミ・ナピット(14)のCDが完成しました。



本文へジャンプ
08/06/02


この度、ヒマラヤ小学校5年生のラクシミ・ナピット(14)のCDが完成し、皆さまに歌声をお届けする事となりました。

悲しみと苦難を一歩ずつ乗り越えながら、懸命に明るく強く生き抜くラクシミの可憐な歌声を、ぜひお楽しみください。

CDは美味一服めぐりにて1枚1000円でチャリティ販売されています。ぜひ、ご協力ください。


収録曲
1、がんばれネパール人 2、ゆめのなかで・・・ 
3、遠くからナマステ 4、勉強させてほしい 5、ねがい



*日本航空・国際線で放送されます!!

ヒマラヤ小学校5年生、ラクシミ・ナピットの歌「がんばれ、ネパール」(CD収録曲)が、08年11月1日から08年12月末日まで、日本航空(JAL)国際線の「アジアンミュージック」で放送されます。

産経新聞で取り上げられました。

*NHK-FM 放送のお知らせ

この度、NHK-FMアジア・ポップス・ウインド」で、ヒマラヤ小学校5年生のラクシミ・ナピットの歌が紹介される事となりました。のびのびと歌うラクシミの可憐な歌声をお楽しみください。

放送日;2008年 6月16日23時から24時 再放送 6月17日10時から11時
*日程は変更となる場合があります。

*文化放送アジアンプラスのお知らせ

2008年6月19日(木)の文化放送でラクシミ・ナピットのCDについてご紹介頂く事となりました。
地上デジタル放送「UNIQue the RADIO」 「アジアン!プラス」(月〜金) 10:00〜12:00 16:00〜18:00(リピート)24:00〜26:00(リピート) インターネットでも同時再送信 http://www.uniqueradio.jp/ 紹介は、番組の最後のコーナー「リリースガイド」


文化放送『アジアン!プラス』
に2009年4月6日出演しました。

写真:アジアンプラス提供


*ラクシミの歌、再び世界へ

ヒマラヤ小学校第一期卒業生、ラクシミ・ナピットの歌「遠くからナマステ」(CD収録曲)が、09年7月1日から09年8月末日まで、日本航空(JAL)国際線の「アジアンミュージック」で放送されます。


関連記事:
1、ラクシミ・ナピットが歌唱コンテストで優勝
 
2、録音を前にラクシミの歌を編曲 
3、録音直前、ラクシミが練習に励む
4、レコーディングはじまる
5、レコーディングが終了
6、CDが完成

7、ケナフ博物館開館式典で歌う,
8,ラクシミがコンサートで歌う,

文・写真/吉岡大祐


 悲しみを乗り越えて

                                    吉岡 大祐


ラクシミ・ナピット(
14)ヒマラヤ小学校の5年生で学ぶ、歌が大好きな女の子です。

何時も美しい笑顔を見せる明るい性格のラクシミですが、実はこれまでの彼女の人生は困難に満ちたものでした。貧困により小学校2年生で学校を止めて以来、ラクシミは毎日、朝早くから夜遅くまで薄暗いカーペット工場で働きながら、幼い2人の弟達と病気勝ちの母親を支えて来ました。仕事の途中、楽しそうに学校で学ぶ友達を見ては涙を流し、唇を噛みしめる日々が続いたそうです。“いつか学校で勉強したい”ラクシミは勉強への夢を片時も忘れることなく、毎日を一生懸命、生きて来ました。


そんなラクシミに希望を与えたのは、ヒマラヤ小学校の開校でした。ヒマラヤ小学校の開校よってラクシミは再び学校で勉強する機会を得たのです。ラクシミは弟達と共に、勉強できる喜びをひしひしと伝えながら学校で学びました。貧しい両親も子ども達が学校で勉強できる事を喜び、教育に大きな期待を寄せていました。

20075月、貧しくも平穏に暮らしていた家族5人の生活は、突如として悲惨な運命に突き落とされてしまいました。村人からの言われぬ中傷によりラクシミの父、タリバブ・ナピット(57)が、夫婦喧嘩の末、妻のラマ(30)を撲殺するという痛ましい事件が起こってしまったのです。村人の通報により父親は逮捕され、僅か6ヶ月の審理の末、「殺人罪」で懲役21年の極刑を受けました。現在、受刑者として中央ネパール、ナックー刑務所に服役しています。最愛の母親を亡くした上に、父親と離れ離れの生活を強いられた子ども達3人は路頭に迷いました。


親友のナニタと
ネパールの村社会では、秩序を乱す人間を容赦なく「村八分」にするという習慣が今も根強く残っています。親族をはじめ近隣の人たちは誰一人として3人を助ける事なく、村人の偏見は「人殺しの子ども」として、ラクシミと弟2人に向けられたのです。
ラクシミと弟達は小さな薄暗い部屋の片隅で涙を流し、耳を塞ぐ生活が続きました。更に追い討ちを掛けるように親類の一人が、手練の限りを尽してラクシミを人身売買しようと企てました。当時13歳のラクシミには、とても背負いきれない数々の不幸が一気に襲って来たのです。

深い悲しみに沈むラクシミを救ったのは、ヤッギャ・シャキャ校長はじめヒマラヤ小学校の先生たち、同じ目標に向かって学ぶ友達、そして大好きな歌でした。シャキャ校長は懸命に3人を支え、ラクシミを人身売買の危機からも救いました。ラクシミは気持ちを大好きな歌に託すことで少しずつ悲しみを乗り越えていきました。もちろん友達の存在と励ましはラクシミを勇気づけ、笑顔を取り戻す大きな力となりました。


昨年8月、ラクシミは「歌唱コンテスト」で、自ら作詞・作曲を行った『遠くからナマステ』を熱唱し、優勝という快挙を成し遂げました。事件から3か月、一歩成長した姿を私たちに見せてくれました。


その後、歌に大きな希望を見出したラクシミは、自分の気持ちを全てぶつけながら詩の創作と歌作りに励みました。昨年11月には日本でラクシミの詩集がチャリティ販売され、今年4月には『めぐりの会』の全面的な支援を受け、詩集の売り上げを元に自作曲をレコーディングする大きな機会に恵まれました。今般、CD「ねがい」として、素直でのびのびと歌う真剣なラクシミの姿を、皆さんにお届けすることになりました


事件から1年、悲しみを乗り越えながら、未来への希望を胸に逞しく成長するラクシミ。今日もラクシミの優しい歌声が村にこだましています。



                          
  HSF All Rights Reserved